実家の庭問題から思う
投稿者 : 松島裕

古谷さんの「彼岸花 雑感」の投稿を受けて。
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両親はすでに他界し実家には誰も住んでいないが、自分の「仕事部屋」兼「書庫」としてそのまま残して使っている。
親の荷物の整理も兼ねて、ことあるごとに行っているのだが、手に余るのが庭の問題。
何度か植木屋さんに手入れをしてもらっているが、ちょっと間を置くとジャングル状態になってしまう。
先日はきれいな彼岸花が咲いていたが、それに覆い被さるように他の植物たちが鬱蒼と茂っている。
日常的に手入れをしていた人がいなくなったのだから仕方がないのだが、隣のお宅にまで迷惑がかかるので思い切って伐採することも考えている。
そこで気になるのが、それぞれ何の木・植物なのか、名前も何も知らないものばかりということ。
これは雑草なのか大事に育てていたものなのか?
両親が生きている時は「聞けばわかる」から気にも留めなかったのだが、聞ける人がいなくなると、その植物がどういう名前なのか知りたくなる。
そのせいもあってか、街でよく見る草木も、これまで名前など気にしたことがなかったのに、なぜだか急に知りたくなった。
「歳をとったから」と言えばそれまでだが、何気なく「流して」きたことをちょっと「受け止めたくなる」年頃になったということか。
そんなことを思う秋の夕暮れ。
(ススキとオギの違いも気になる…)







































































































