お気に入りの我が家の車庫
投稿者 : rfuruya
★ 多分日本でもこんなに凝った車庫はないのではないかと思う。
我が家の車庫や石造りの庭は戦前に明石の本家に出入りしていた庭師・藤本さんの作である。
これが車庫の全貌だが、すべて石造りで、車庫の下は池になっている。
使われている大きな石は、大阪城の石垣に使われている『小豆島の石』なのである。

これらはすべて庭師・藤本さんがコツコツと時間をかけて創ってくれたもので。
『今日の園芸屋はこんな時間のかかることはしない』が口癖だった。
門から玄関までもこんな造りになっている。

その貼り方もいろいろで、
なぜ、こんないろいろな貼り方をしてるのかと言うと、
お客を連れてきて、『どんな貼り方がイイか』と言う見本にもしているのである。

池の水はこんな小さな滝から零れ落ちるようになっている。

いまは結構、クルマが入っている時間が多いのだが、
現役時代は会社にいる間は、車庫ではなくて庭の一部になっていたのである。

かっては鯉などもいたのだが、今はもっぱら『メダカ』に凝っていて、
沢山のコドモが孵っている。

こんなに、水を打つと綺麗なのだが、昨今は滅多にない、
日本庭園は夕方には打ち水するのだとか。
確かに料亭などの庭は毎日『打ち水』をするようである。
この造り、『藤本さんの自慢』だったのだが、今では私が自慢したい気分である。
ホントにこんな凝った石積みなど見たことがない。







































































































