2019年6月25日

バランス感覚  雑感

投稿者 : rfuruya

★ 人それぞれいろいろだが、知能や体力などの他にそれらを総合した『バランス感覚』みたいなものが、結構大事だなと思っている。

 会社の経営などでも、一番大事なのは『経営のバランス』で短期間の損益結果などよりも『バランスシート』に現れる内容が一番、その会社のいまを表しているのだろう。
 私自身は特に大学では、『いっさい』と言っていいほど勉強はしなかった。
 なぜ? と言われても困るが、勉強する気分になれなかったのである。
 当時はホントに就職難で、大学は『いい会社に就職する』ための手段で、そのためには『優の数』を一つでも多く取るという風潮が強く、どうもそれがイヤで逆に反発したキライがある。
 商科大学なのに『簿記』も採らずに卒業したので『バランスシート』など一切解らなくて、会社に入ってから岩城本部長などに『お前は商大出なのに簿記も解らぬのか』と冷やかされたりしたのである。
最初の営業が東北で、当時は未だ自前の代理店時代だったが、その状況を見ていると『カワサキに協力的で沢山数を売る代理店ほど、その経営が悪化してしまう』のである。
 これは、背伸びして沢山売ると資金繰りが苦しくなり、銀行へのメーカー保証やメーカー借入が発生したりして、『営業内』は黒字でも『営業外の赤字』が大きくて、結局ダメになりメーカーの傘下に入ってしまうことになるのである。
 代理店に限らず、カワサキのメーカーでも『力以上に頑張ったら』すぐ事業部の経営はおかしくなってしまうのである。
 そんなことから『バランスシート』には至極関心があって、私なりに勉強するようになったのである。
 その後も直接、世界の販売会社の経営に関与する機会も多かったのだが、一生懸命努力して沢山売るという営業内よりも、遊んでいても自然に売れる『仕組み・システムの構築』ばかりをやっていて、私の現役時代は一言で言うと『カワサキのブランドイメージ』と『総合的な仕組みの創造』だったのである。
 そんな私自身の独自の『経営のバランスシート』がこれである。
バランスシート』などややこしくて解らん、という人が多いのだが、それは『貸し方や借り方』などとムツカシイことを言うから解らなくなってしまうので、『単純に右と左』で、それが同じ数字でバランスするようにできていると思えばいいのである。
 私流の説明を技術屋さんの髙橋鐵郎さんや田崎雅元さんらに説明したらすぐ理解されて、田崎さんなど技術屋さんは関心が出来ると勉強するものだから、めちゃ詳しくなってしまうのである。
 左に資産が来て、右にはそれを調達する資金となっていて、『流動資産』は1年の間に現金化されるものが、現金から順番に売掛金や在庫などと並んでいて、1年以内には通常現金化はしない財産物件や土地・建物などは『固定資産』とされているのである。
 右の方の『流動負債』は同じように買掛金や銀行の短期借入金など1年以内に返却しなければならないものから並んでいて『流動資産>流動負債』でないと返済が苦しい即ち資金繰りが悪いということなのである。
 そして、右の下の方には、資本金やそれまでの経営で貯まった利益剰余金などの額が表示されていているのである。
 それを図にして表すと上図のようになり、『流動資産の額』が『流動負債の額』の2倍ぐらいあると健全企業だと言われているのだが、日本の企業はなかなかそうはなっていないのである。
★ 普通のバランスシートはそんな説明でいいのだが、『私独自のバランスシート』は、その下に『企業イメージやソフト』の部分をつけていて『いい企業』ほどその部分が大きくて、それはその企業の人の成長とバランスしていると思っているのである。
そのために『人を育成』し『カワサキイメージの創造』こそが、数値以上に大事だと思っていたのである。
             
                    
私の現役最後の国内のカワサキ販社が具体的にどんな数値だったかというと、
 ● 売上高は年間400億円
 ● バランスシートの総資産は100億円で、年4回転
 ● 資本金は1億2000万円だが・剰余金との合計の自己資本額は35億円
 ● 当時の企業としては珍しく、銀行借入金はゼロ円
まあ、ちょっと世の中には珍しいほどの超優良企業だったと言っていいのである。
             
 そんな国内グループの運営はこんな活動方針で、『ケイ・スポーツ・システム』という『遊びのソフト会社』を創って、そこを中心の活動だったのである。
 その結果が台数で言うと7万台を売り、400億円という結構大きな売上高になっていたのである。
★こんな当時の話を『カワサキアーカイブス』の中でも語っているのだが、この二つの資料も、今回頂いたカワサキアーカイブスの資料編のなかにあって、当時の川重の大庭浩社長の指示で、川重の関係会社社長会の席上で、川重の全役員と関係会社の社長さんたちに1時間ほど説明した時の資料の一部なのである。
  
 世の中にはいろんな業種があるのだが、二輪車ほど『末端のユーザー』と密接に繋がっている、業種は少ないのである。
それ故に、ホントに『末端のユーザーの気持ち』を理解する、理屈ではない『想いみたいなバランス感覚』が経営者には必要だなと思っている。
 『カワサキアーカイブス』の中に、『私独自のバランスシート』を見つけての私自身の『バランス感覚・雑感』なのである。
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